実績記事の紹介(抜粋)

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PHPの更新を推奨



ワードプレスの管理画面、ダッシュボードに下図のような「PHPの更新を推奨」「PHPの更新が必要」が表示されている場合は、お読み下さい。

弊社でだいたい3〜4年以上前にサイトを制作された場合は、出ている可能性が有ります。


2022/04/01現在、安定している最新PHPバージョンは「PHP7.4.25」です。
これより古いバージョンを利用している場合は、ワードプレスが正常に動く保証が無いためアラートが出ています。

※ 弊社制作のサイトは、制作時の最新バージョンのPHPを利用して制作していますが、それからバージョンアップが何度もされていますので、このような状況になっています。

上記いずれの場合も赤のビックリマーク(エクスクラメーションマーク)は、重要性の高いアラートです。
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PHPって?

PHPはワードプレスを動かすための重要なプログラムです。
サーバーにインストールされていて、ワードプレスを動かしています。

FTPソフトなどで、サーバーを直接見て頂くとわかりますが、「.php」で終わる名前のファイルがずらり並んでいます。
つまり、ワードプレスはPHP言語で書かれたPHPファイルで構成されているわけです。

どういう意味なの?

PHPのバージョンが古いので安全性や動作に問題が出ますという趣旨の警告です。

ワードプレス自体は、随時アップデートされるのにサーバーのPHPのバージョンが古いままなので警告が出ています。

この赤のビックリマークが表示されている場合は、結構重要な問題となります。

PHPのアップデート

前述した通り、PHPはサーバー上に有るため、ワードプレスの管理画面からのアップデートはできません。
PHPをアップデートすると、サイトに何らかの影響が出る場合があります。
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やってみないと分からない

上のスクリーンショットは、5年以上前のワードプレスサイトのPHPだけを更新した時の様子です。

PHPファイルの記述が古いため、最新バージョンのPHPでは動きませんというエラーが出ています。
トップページ、管理画面両方に出てしまうため、どうすることもできなくなります。

ファイルの修正ができる場合は、記述等を新しいものに修正すれば継続使用できます。
エラーコードが出たり表示がおかしくなったりするかどうかは、やってみないと分からないのが実際のところです。

更新しないで放置すると?

PHPアップデートの目的は、安全性や動作の安定性等で、古すぎるバージョンのPHPを使い続けると、サイトの乗っ取りやサイトの改ざん等に遭うリスクが高まります。
実際、過去にPHP・ワードプレスのセキュリティーホールを狙った改ざん事件が頻発した時期が有りました。
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サイトの改ざんとは?

弊社のクライアントでは無いですが、知り合い所有のワードプレスサイトが10サイト近く被害に遭いました。

原因は、PHPを含めた様々な更新(アップデート)を怠っていたためですが、各ページに暗号化された外部サイトへのリンクが埋め込まれていました。

悪質なものでは、自動的にリダイレクトされるようになっていました。
つまり、Google等の検索結果に有るそのサイトのリンクを押すと別のサイトへ飛ばされるといったものです。

このケースは、サイト側では気づかないので、しばらくそのままだったようです。
ワードプレスは、世界中で愛用されているCMSなので、セキュリティー面では、悪さをする奴らとのイタチごっこなのは言うまでも有りません。

また、ワードプレスやプラグイン等も随時アップデートされますので、古いバージョンのPHPでは正常に動かなくなります。

先日、弊社クライアント様サイトで実際に有りました。ご連絡頂いたのでPHPを更新したら正常になりました。

先の事は予測できない

ワードプレス、プラグイン、PHP等のアップデートは今後も行われますが、どれくらいのペースでアップデートされるか、次またこのような更新が必要なのはいつなのか等、先のスケジュールは分かりません。

今回のPHP更新は、今までの感じから推測しても、そう頻繁にあることでは有りませんが、次いつ来るかは残念ながら分かりません。
おそらく3〜5年くらいの間隔で有るものかと思います。

正確な時期が分からないので、問題が発生したら、その都度対策していくしか有りません。

今回の赤のビックリマークのPHPの更新は急務です。ご対応下さいます様お願い致します。



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