2023年以降ドローンは免許・資格が無くても飛ばせます

これからドローンを飛ばしたいと考えている方はいらっしゃると思いますが、ここ数年でドローンに対するルールがどんどん変わっているためによくわからなくなっている人も多いのでは無いでしょうか?

ドローンを飛ばすにはどうしたら良いの?

資格・免許は必要なの?

と思い検索してみると

「ドローンを飛ばすには免許が必要です!」
「スクールに通って資格を取りましょう!」
「飛行の許可申請が必要です!」

等の長々しいページばっかりヒットすると思いますが、そのほとんどがスクールの生徒勧誘系のページです。

また、国土交通省のサイトもわかりにくいですよね。

確かに免許制度は始まります

弊社はドローン撮影もやってますが、行った先のクライアント様等から、「自分もドローン欲しいけど免許いるんだよね?」と結構な頻度で聞かれます。

どうやら、2022年の12月から免許制度が始まるという話題だけが独り歩きしている感があり、そのため巷ではドローンは資格・免許が必要だと思い込んでいる人が多いのだと思います。

そのため、ドローンは興味ある、欲しいけど諦めているという方も多いのでは無いでしょうか?

ドローンを飛ばすには?

弊社所有のドローン、DJIのドローンシリーズで説明します。DJIは世界のドローンのシェア7割を占めるメーカーです。

弊社では、サイト制作用の動画や写真撮影のためにMavic pro(2016年10月発売)を導入しました。その後小型のMavic air、現在はMavic2 proを使っています。

ドローンを飛ばすだけなら、買ってきて充電すれば当たり前ですが、飛びます。

ドローンの操縦は難しい?

ラジコンのプロポのような送信機にスマホやタブレットを装着しケーブルでつないで、専用のアプリでドローンの細かな設定等を行います。また、ドローン搭載のカメラからのリアルタイムな映像をスマホやタブレットの画面で見ることも出来ます。

操縦は簡単で、スマホの離陸ボタンを押すだけで離陸します。送信機についている左右2本のスティックを動かし、機体をコントロールします。

画面上にGPSを利用した地図も表示されるので、機体の位置も把握できますし、地図上に飛行ルートを予めセットすることも出来たります。

他にも、シャッターボタン(動画撮影のモードでは録画開始ボタン)などの複数のボタン、機能がありますがここでは割愛します。

また、半自動の撮影機能も搭載されてます。そういった様々な設定はスマホの画面上で行え、飛行に必要な情報も全て画面で確認できるため、わかりやすく誰でも簡単に安定した操縦が可能になってます。

安全対策は?

DJIのドローンは、いくつもの安全対策がされています。

機種によって数は違いますが、DJIのドローンには障害物センサーが搭載されています。

弊社所有のMavic Pro(一番古い機種)は前方と下方の2方向、Mavic Airは後方が追加されて3方向。Mavic2proは全方向(上下・左右・前後)に障害物センサーがあり、当たりそうになると警告音が鳴り機体はその場でホバリングして止まります。

また、飛行中に万が一機体を見失ってもリターントゥーホーム(RTH)ボタンを押すと、GPSで離陸した地点の上空まで自動で戻ってきます。Mavic2proに至っては、障害物を自動で回避してくれるAPASも搭載されています。

バッテリー残量も後何分飛べるかは常に表示されていて、帰ってこれるギリギリの残量になると警告音が鳴るので飛んでいった先でうっかりバッテリーが空になるなんて事も有りません。

このように安全に対する対策も盛りだくさんのドローンなので、どなたでも安心して簡単に飛ばすことができます。

ご注意下さい!

これからドローンの購入を検討されている方は、ご注意下さい。

通販などでで安いドローンが数多く売られています。室内用のものなら問題ないですが、屋外でも飛ばせてしまうようなドローンの場合、数千円から数万円の比較的安価なドローンはだいたいが高精度なGPSなどついていません。

本格的な十数万円のドローンを買う前に、練習のためにそれらのドローンを買って屋外で飛ばすのはやめたほうが良いです。

高精度なGPSシステムで制御されないドローンは、いわば紐の切れた凧のようなものです。

つまり、ドローンは空を飛ぶわけなので上方向でも横方向でも自由に飛ばせますが、電波が届かなくなる限界がよくわかりません。

また、ドローンは一旦上空に出るとあっという間に小さくなり、簡単に見失います。

そのような状況下で距離が離れ過ぎて電波が届かなくなれば、当然コントロールを失い墜落します。

電波ロストの対策や高度なGPS制御等、万が一の備えがないドローンを安全に飛ばすのは無理があります。

ある程度の大きさがあるドローンの場合は、飛ばす場所にもよりますが、事故などの危険性が大いにあります。

安価なドローンは本格的なドローンとは全くの別物です。

高精度なGPSやその他の安全対策の機能を搭載すると、当然ドローンは安価ではなくなります。

高精度なGPS制御が無いということは、離陸地点に戻って安全に着陸できる保証が無いという事を意味しています。

安価なドローンを売る側は、高性能で本格的なドローンの見た目を真似して消費者を惹きつけます。

安価なドローンを購入する場合は、上記を理解した上で購入し、人が居なくて、建物のない場所。つまり落ちる前提で危険の無い場所を選んでください。


資格・免許・許可なしでもドローンは飛ばせます。

前置きが長くなりましたがここから本題です。

ドローンを買って充電したらすぐ飛ばしても良いのか?というと残念ながら現在はそうでは有りません。

民生用のドローンが初めて登場た2012年頃からしばらくは、ドローンに対してルールも法律も有りませんでした。

しかし、それから民生用のドローンが続々と発売され、色々な場所でドローンが問題となり法整備がなされるようになりました。

そして現在(2022/10/15現在)では、ドローンを飛ばすために、最低限守るべきルール、法律がありますので、それらをわかりやすくご紹介します。

これらの点さえ抑えれば飛んで良し!

100g以上のドローンは無人航空機

まず、大前提として100g(機体+バッテリーの重量)以上の機体は「無人航空機」となり、航空法が適用されます。

2022年6月19日までは200g以上ということでしたが、200gを下回る性能のいいドローンが発売されたりしたので、2022年6月20日から100g以上になりました。

100g(機体の重量+バッテリー)未満はおもちゃの分類になるので航空法は適用されません。

無人航空機は国に登録しないといけない

無人航空機(機体の重量+バッテリーの重量が100g以上のドローン)に該当するドローンは2022年6月20日以降、国への登録が義務化されました。手数料がかかります。

ドローン(100g以上)を買ったらまずは登録!って事に今はなってます。

ドローン登録システムDIPS

登録に関しては、過去の記事で紹介しています。是非ご一読下さい。

リモートIDの搭載義務があります

リモートIDとは、ドローンに搭載する機器(新しい機種は最初から内蔵されている機種もあります。)で、機体の情報(登録番号や製造番号、時刻、位置情報等)を無線で常に発信して離れた場所でも専用の端末・アプリ等で機体情報を確認できるシステムです。

内蔵されていないドローンは、販売されているリモートIDの機器を買って装備する必要があります。

事前登録しましたか?

今となっては、もう無理ですが2022年6月19日までに機体を事前登録した場合に限り、3年間リモートIDの搭載が免除されるということでした。

弊社ドローンは事前登録したので3年間はリモートIDの搭載義務は免除されます。

リモートID対応ドローン(DJI)

リモートID対応機種は最初からリモートID機能が内蔵されているため、別でサードパーティー製のリモートID機器を購入せずに済みます。

これから購入する場合はリモートID対応機種を購入しましょう。

DJIドローンでリモートIDに対応している機種を紹介します。

各機種の詳細はリンクしてあるアマゾンのページで確認してください。

前述しましたが、弊社ではMavic 2 proを所有していますが、この機種にはリモートIDが内蔵されてませんし、今後ファームウェア等のアップデートでもリモートIDには対応しないようです。

現在は、事前登録で3年間の免除期間なので3年はこのまま使えますが、免除期間が終わるとリモートIDシステムを購入し搭載するか、新機種に買い替えるしか有りません。

そうならないように、これからドローンを購入される方は、上記で紹介しているリモートID対応機種を購入しましょう。


ドローンの飛行に関するルール

100g以上のドローンの飛行には以下のルールが設けられています。

飛ばしたらダメな場所(8項目)

  • 1. 空港周辺
  • 2. 緊急用務空域
  • 3. 150m以上の空域
  • 4. DID(人口集中地区)
  • 5. 国の重要な施設等の周辺
  • 6. 外国公館の周辺
  • 7. 防衛関係施設の周辺(自衛隊の駐屯地等)
  • 8. 原子力事業所の周辺

2 と 4 がわかりにくいと思いますが、過去の記事で説明していますので、ご一読下さい。

→ ドローンが飛んでいい場所・いけない場所

ダメな飛ばし方・行為(8項目)

  • 1. 飲酒時の飛行禁止
  • 2. 危険な飛行禁止
  • 3. 夜間での飛行
  • 4. 目視外飛行
  • 5. 距離の確保
    (人・建物・車等から30m以上確保する)
  • 6. 催し場所での飛行禁止
  • 7. 危険物輸送の禁止
  • 8. 物件投下の禁止

4 と 5 は気をつければ大丈夫ですね。その他は普通しませんよね。

詳細を知りたい場合は、国土交通省のサイトで確認出来ます。

主なトピックスの無人航空機の飛行ルール(日本語版)
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

まとめると

  • 機体の登録をする事!
  • リモートIDシステムを搭載する事!
  • 飛行禁止空域(8項目)を飛行しない事!
  • 飛ばす時のルール(8項目)を守る事!
  • [/su_list]

    これらの条件を満たせば、100g以上のドローンでも免許、資格、許可は必要有りません。また、スクールに通う必要も有りません。

    つまり、上記で説明したルールを守るということであれば、問題有りません。

    例えば、人の居ない田んぼや畑ばかりの場所で、ドローンを飛ばすことは問題ありません。

    また、人の居ない山とか川とか海とかなら問題ありません。

    色々制度や法律が出来てきていますが、ドローンを飛ばす術が無くなったというわけでは有りません。

    ただし、ドローンは空を飛びます。地上を走らせる車のラジコンとはわけが違います。

    また、機種によって搭載されている安全機能等も異なりますので、機種に応じた操縦方法や搭載されている機能に関してはは必ず事前にマニュアル・Youtubeなどで勉強してください

    ドローンの免許制度、実は前向きな制度

    2022年の12月から免許制度が始まりますが、免許制度にすることで

    「多くの人が自由にドローンを飛ばそうとするのを抑制しようとしているのでは?」

    と思いがちですが、実はその逆で「無人航空機レベル4」の飛行を可能にするための取り組みなのです。

    レベル4とは補助者なしで有人地帯上空を目視外飛行する事です。

    このレベル4は現行では飛行が認められていません。

    趣味でドローンを飛ばすような状況を想定したものでは無く、将来的に産業や物流などでドローンを活用するというような想定なので、趣味の範囲でドローンを飛ばす方は関係有りませんね。

    ただ、登録やリモートIDが義務化された背景は、やはり無責任に飛ばして迷惑をかける人がいるためでしょう。

    ドローンは機械なのでいつかは壊れるでしょうし、エラーも起こると思います。

    万が一そうなったとしても大丈夫な場所、状況で飛ばすのであれば、免許や資格は必要有りません。ただし、くれぐれも安全第一で飛ばしましょう。

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