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2020年インターネット利用率と端末・年齢別ランキング



我々の生活に欠かせなくなったインターネットですが、WEB制作者としてはその全体像を常に把握しておく必要があります。

そのため、定期的に国が発表するデータに目を通します。今回は、その一部ですが知っておいて損はない情報を書きたいと思います。

10年間のインターネット利用率推移

時代背景としては、2008年にAppleからiPhoneが発売され、翌年の2009年には出荷台数の約70%をiPhoneが占め、そこから現在のスマホ時代につながっています。

日本国内において、インターネットの利用率(個人)では2009年では78%。約10年後の現在では89.8%と約9割となっています。当然スマホやタブレットの普及で気軽にインターネットを使えるようになった事が影響している事は安易に想像できます。

引用元-総務省:インターネットの利用状況

インターネットを利用する端末ランキング

2018年と2019年の調査結果です。ランキングとは言うものの、スマホ・タブレットが多く利用されているのは皆さんのご想像どおりです。

引用元-総務省:インターネットの利用状況

2018年、2019年共に1位スマホ、2位パソコン、3位タブレットとなっていますが、スマホとタブレットを合わせればダントツの1位なので、モバイル端末が圧倒的なトップシェアという事になりますね。

スマホが登場するまでインターネットを利用する端末は主にパソコンだったと思いますがスマホ・タブレットのモバイル端末の出現によってインターネットがより手軽に利用できるようになったのは間違いないと思います。

それに伴い、10年前はインターネットをするために家庭でパソコンを購入していた方もいると思いますが、現在ではスマホ・タブレットがあれば事足りるためインターネットは利用するもののパソコンを持たない方もかなり多い状況になっています。

またYoutubeに代表される動画コンテンツ等はゲーム機やテレビなどでも利用できるので益々パソコン離れに拍車がかかっていると思われます。

年齢別インターネット利用率ランキング

こちらも2018年と2019年の調査結果ですが、2018年、2019年共に1位20代、2位30代、3位10代となっていて、どの年代でも利用率は増加しています。

特に、60代、70代、80代と高い年齢層の利用率の増加が顕著になっています。

引用元-総務省:インターネットの利用状況

まとめ

やはり、スマホやタブレットの端末が普及しているためインターネットは生活には欠かせないインフラになっています。その事は多くの方が実感する事でしょう。

裏を返すと、インターネット上で情報を発信することは、年代を問わず多くの人々にリーチできる手段として大変有効だという裏付けになります。

インターネットと一言で言ってっもホームページやブログ、SNS、動画、ライブ配信など情報発信の形態も多様化しています。ホームページやブログはインターネット上の形態としては定着していますが、SNS等は流行り廃りが激しい分野ですし、今年はコロナの影響でZoom等のクラウド型のビデオチャットサービスなども注目を浴びました。

今後もインターネット上のサービスは様々なものが登場すると思いますが、誰もが手軽にインターネットを利用できるようになった今、ビジネスでもインターネットをうまく利用すれば、年齢に関係なく多くの人々にリーチできる可能性は十分有りますし、戦略を考える場合にも今回ご紹介した調査結果はお役に立つと思います。



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