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税務署からの【未払い税金のお知らせ】



メール内容

メール文

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権など の差押処分に着手致します。
納稅確認番号:****8160
滯納金合計:40000円
納付期限: 2022/10/13
最終期限: 2022/10/13 (支払期日の延長不可)
お支払いへ→ https://www.nta.go.jp
※ 本メールは、【e-Tax】国税電子申告?納税システム(イータックス)にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。
なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
発行元:国税庁 〒100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1 (法人番号7000012050002)
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.

というか、「最終期限: 2022/10/13 (支払期日の延長不可)」と強気なのは良いんですが、このメールを見たの14日なので、どのみち無意味なメールですけどね。

送信元(差出人)から見ていきましょう

e-taxhpkanri@nta.go.jp

nta.go.jp は本物のドメインです。
ですが、この送信元メールアドレスは偽装されています。

メール内の「お支払へ →」の部分にリンクがありますが、
リンクは押さずに無視しましょう。開かないように。

ちなみに、リンク先は、下記になってます。
表記上はnya.go.jp になってますが、実際は下記にリダイレクトされます。(自動で飛ばされます。)
ttps://www.provence-shuttle.com/_ap/natinfo?authenticated=true&openid%2Fgp%2Fsignin%2Fx%26i%3D
a%oauth%3Dm%26i%3Fie%3DUTF8%26ref_%3Df_custrec_signin

ここで注意すべき点は、表示されたページのドメイン(URL内の赤字の部分)です。
provence-shuttle.com
はて?
となったら疑いましょう。

10/16追記 また来てました。
リンク先が変わってましたが、他はほぼ同じです。
リンク先のURLが
ttps://www.gamer2trainer.com/_ap/signin?_encoding=UTF8&openid.assoc
_handle=jpflex&openid.claimed_id=&action=sign-in&path=home&ref_=nav_Account&signIn=1&useRedirectOnSuccess=1
ご注意下さい。

リンク先と支払い期日だけを変えた同様のメールがその後も届いてます。

ブラウザ(マイクロソフトのエッジやsafari、google chrome等ホームページを閲覧するソフト・アプリの事)の上にはそのページのURLを表示する場所が必ずありますので、常にそこは気にするようにしましょう。

飛ばされた先(実際に表示されるページ)のスクリーンショットがこれです。

「お支払いへ」 を押すと

支払い方法が電子マネーのみというのはあり得ませんね。

フッター(ページ最下部)にリンクが並んでいますが、本物のサイトへリンクされてます。

しかしこれはフィッシングサイトですので、一切入力しないように!

国税庁から本当に電子メールで何らかの案内をする場合も当然あるわけですが、その場合メールが配信されるのは以下に該当する場合だけです。

【国税庁からのメール案内】
・ 国税庁ホームページ新着情報の配信サービスの登録をされている場合
・ 国税庁メールマガジン配信サービスの登録をされている場合
・ e-Tax の利用にあたり、メールアドレスを登録されている場合

つまり、上記の条件に当たらないのにメールが来る場合は、まず疑えという事です。

【本物の国税庁サイトで注意喚起されてます。】
国税庁(本物) https://www.nta.go.jp

「不審なショートメッセージやメールにご注意ください」https://www.nta.go.jp/data/040721_03jouhou.pdf






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フィッシングメールへの対策

メール内のリンクは絶対にクリックしない

フィッシングメールとは、メールで偽のアカウントページやクレジットカードの決済ページなどに誘導し、IDやパスワードを盗み取る、悪意あるメールのことです。

最近のフィッシングメールは、送信元メールアドレスの偽装や、リンク先が本物そっくりなドメインになっていたり、HTMLメールでロゴ等の画像等を入れたりと、一見するだけでは、本物か偽物か判断が出来ないほど巧妙になってきています。

万が一、メールの内容が気になった場合は、メールの本物・偽物に関わらず、メール内のリンクからではなく、事前につけていたブックマークや、検索サイトで検索して、自ら目的のサイト・アカウントへアクセスするをつけましょう。

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