ペリスコープは2015年にTwitter社が買収して単体アプリとしてスタートしたのは記憶に新しい事だと思いますが、来年2021年の3月で終了します。つまりスタートしてから約5年で終了することになりますね、
理由は、ここ数年間で使用量が減少しているためサポートのコストが日に日に増加するためだそう。
少し前に、ツイッターアプリのコード内にペリスコープ終了を匂わせる内容が見つかり話題となっていました。これが現実のものとなったわけですね。
This text found inside Twitter’s app indicates the shutdown notice might be shown in future versions of the Periscope app, directing users to a FAQ page about the app pic.twitter.com/gGrNNxRLL7
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) December 11, 2020
終了に伴い、既存ユーザーは保管されたアーカイブデータをDLしておく必要があり、投げ銭機能が付与されたSuper Broadcasterは獲得している投げ銭同年4月までに換金しておく必要があります。
ただ、ペリスコープ単体での提供は終了しますが、Twitter Live機能で引き継がれるとの事です。
Twitterには少し前にFleetsが搭載されました。これはTwitterでテキスト、画像、動画を共有できる機能ですが、特徴的なのが24時間で削除されるという事と、足跡機能で誰が閲覧したかを確認できる事です。
変化し続ける事は生き残る術
弊社でもTwitterを利用していますが、Fleetsはまだ使ってません。しかし誰もが知るTwitterでさえ試行錯誤をしながらブラッシュアップ行っています。
これはより多くのユーザーを獲得するため、その一点に尽きます。世界中で多くの人が利用するモバイル端末の処理能力向上、回線の高速化が進めば当然動画を扱うサービスも増えてくるわけすが、競争が激しくなる分淘汰されるサービスも増えてきますよね。
世の中のニーズは流動的で時代を読みながら走っていく事はどの分野でも生き残るための手段なんだと痛感します。
あまり気にしていないかもしれませんが、ライブ配信サービスで終了を余儀なくされた配信サービスも結構あります。
過去に終了した配信サービス
スマホやタブレットにカメラが搭載されていることで、気軽に動画配信が可能になった結果多くのライブ配信サービスが誕生しました。無料で利用できるものや一部有料なもの等様々なサービスが現在も乱立しています。
すなわち、この分野での競争は激しくユーザーを獲得できなければ当然サービス終了を余儀なくされます。一部ですがサービスを終了した配信サービスを紹介します。
パーキャスTV 2003終了
takusuta(旧:宅スタ)タクスタ 2016終了
Ustream 2017終了
FAN LIVE 2018終了
DMM LIVEcommune 2018終了
CHIPS 2018終了
Livetube 2018終了
Laffy(ラッフィー)2018終了
Cavetube 2019終了
メルカリチャンネル 2019終了
ヤフオク!ライブ 2020終了
BASEライブ 2020終了
Live Shop! 2020終了
個人で気軽にライブ配信するサービスは現在数多くあります。しかし人気が落ちてくれば終了します。つまりそれまで保存したアーカイブデーターが消えてなくなることもあり得るということです。
弊社ブログで何度も書いていますが、ブログやネットショップやSNS等、無料で利用できるからと言って安易にそれらをメインで利用する怖さはここにあります。つまり、情報発信のメインプラットホームはしっかりと確保した上で、無料サービスはあくまでも補助的なツールとして利用する事がリスクのない方法です。
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