写真はホームページに必要不可欠です。アトリエクレフでは撮影した写真をそのまま使うことはほとんどありません。
必ず、修正や色補正を行い一定のクオリティに仕上げてからホームページ制作に使用します。
どうしても必要な場合は画像加工処理を施しますがその際、質の低い加工では不自然な仕上がりになるばかりか、サイトの成果にまで影響を及ぼしますので時間と手間をかけて丁寧に行います。
画像加工については見ていただいた方が早いと思いますので、過去に画像加工を行った実績の中からいくつかご紹介します。
トップページ画像の加工・文字入れ(HDR加工)
クライアント様自ら撮影してご提供頂いた加工前の素材写真です。この写真をサイトトップページに使うメインの画像として、加工を施し、文字を入れるスペースを作り仕上げます。
HDR加工という画像処理を行うことで印象深い画像となります。何でもこのHDR加工が有効というわけではないのですが、アトリエクレフでは様々な加工手法から最適なものを選んでいます。
それにより、何気ない写真でも最適な加工を施せばとても印象的な写真へと生まれ変わります。ホームページのトップページで使う写真はサイトの第一印象を決める大切な画像です。
ホームページ制作において、このトップページの画像はアトリエクレフが一番手間をかけて仕上げる画像です。
建物の画像加工 その1
店舗や施設などの写真を撮れば当然建物以外の物も当然写ります。ホームページに掲載する場合には見栄えの面でそれらが邪魔なことが多いので消す加工等を行います。そうすることで空いたスペースに文字を入れたりして使用出来る画像にもなります。
完成画像
元の写真
クライアント様のところへ出向き一眼レフで撮影したので、画質的には問題ないのですが、ご覧の通り電線が目障りです。建物全体(戸建て3戸)を全部撮影出来る場所がこのポイントしかなくどうしても電線が入ります。
従って電線や奥の建物(左2軒の間に写った屋根)などを加工で消して見栄えを良くしました。
建物の画像加工 その2
お客様所有のコンパクトデジカメで撮影された写真でホームページ作成をする場合もあります。元の写真のように、レンズの特性で両サイドが軽く湾曲している場合も修正を行います。
完成画像
元の写真
これがクライアント様に撮影して頂いた元の写真画像ですが、使用カメラのレンズの特性で左の看板の支柱が曲がっている事でもお分かりになると思いますが、両サイドが軽く湾曲してます。
また手前の街路樹や電柱を支えるワイヤーなどが邪魔です。撮影時の天候の影響で寒々しい印象なので明るい印象に修正しました。空を青空に変え二階の窓にも快晴の空模様を写り込ませる事で違和感をなくしています。
画像の合成加工
最初からホームページに使用するための画像を撮影できれば複雑な加工は必要ないのですが、有る画像素材だけで何とかしなければならない場合もあります。その場合は合成加工なども必要になります。
完成画像
使用した写真素材
建物だけの画像は予め修正を施し仕上げてあります。空も加工しています。その画像に店員さんだけを切り抜き合成しました。
イメージ画像の作成
写真の修正だけではなく、かっこいいイメージの画像に加工することは往々にして有ります。所謂広告などで使用するようなイメージ画像です。キャッチコピーなどを含む構成にするので、レイアウトやデザインの要素も加わってきます。
完成画像
元の写真
元の写真はクライアント様から提供頂いたものです。画像にキャッチコピーの文字を入れたいので、スペースを空けると同時に文字が見やすいようにバックや不用なものを消しました。
右側の選手には迫力が出るように陰影を強調する特殊な処理を施し迫力のある画像に仕上げました。
写真画像の合成
商品販売サイト用画像作成
こういうサイト画像はほとんどの場合メーカー様サイトなどで使用されているクオリティの高い商品写真を元に画像加工を行います。そのため合成する画像素材や加工も高いクオリティが必要になります。
水面に商品が映り込む演出とクリーンなイメージを表現しました。かなりシンプルに見えるように仕上げましたが、非常に手間のかかった画像です。
完成画像
元の画像素材
期間限定のランディングページとして
完成した画像はランディングページのトップに配置し一定期間販売を行うサイトとして納品しました。このような販売サイトの画像は特に丁寧に細かな配慮で作成しなければ結果に影響が出てきます。従って何度も戦略を練り、創意工夫で完成させます。
バナー作成
上の素材を編集加工して、iPhoneやiPadでも表示可能なgifアニメーション処理を施しました。gifアニメーションでもこのくらい動きのある表現も可能です。
▲ 作成に使用した素材です。
▲ カラーバリエーションの紹介を軸に作成。
店内写真の明るさ補正
下の写真は撮影したままの写真です。
現場は照明の関係で明暗の差が非常に激しいので、最も明るい部分に合わせ白飛びしないように暗めに撮影しました。
黄色い斜線部分が暗い部分です。この部分だけの明るさを補正して全体も明るく補正します。
補正する前と後での写真の印象をごらんください。
撮影したままの写真
明るさと色を補正した写真
いかがでしょうか?印象がよくなったと思います。多少の明るさの差はあえて残しています。あまり手を加えすぎると今度は不自然な印象になりますので、さじ加減も必要な作業です。
画像加工にマニュアルはありません
アトリエクレフではホームページ制作において画像の補正や加工、修正を行っていますが毎回決まった作業ではありません。つまり、加工の対象となる写真は様々。
しかも完成図が用意されているわけでもありません。全てがケースバイケース、試行錯誤が必要な作業です。イラスト等の画像とは違い、写真の加工は高水準な加工技術とセンス、経験とノウハウが無ければ成立しない工程です。
アトリエクレフはホームページの作成業者ですが、その材料である写真一枚一枚まで時間と手間をかけてホームページ作成を行っております。どうぞ安心してお任せ下さい。