検索エンジン最大手のGoogleは、2015年5月に現在の世界におけるネット事情に関する見解を発表していました。

「 実際のところ、アメリカと日本を含む世界10か国で、Google検索はコンピュータよりモバイル端末で多く行われている 」
弊社ではクライアント様のサイトにアクセス解析を導入していますので、各サイトの状態に何か問題があればすぐに分かるようになっています。
解析データの内容は、いつどんな端末でどのページが見られているか、見ている人のOSやブラウザの種類や滞在時間など色んな事がわかります。
下記のデータは、弊社クライアント様サイト(6サイト全て異ジャンル)のアクセス解析データです。何の端末でサイトが見られているかの割合です。
mobileがスマホ。desktopはパソコンです。どのサイトも完全にスマホがトップです。わざとスマホが多いサイトをピックアップしたわけではありません。弊社クライアント様サイトは数十サイトありますが、8〜9割スマホがトップです。
この状況を受けGoogleは、今までパソコンで表示されるページ内容を基準に決めていた検索結果の順位をを、スマホで表示される内容を基準にするという
「モバイル ファースト インデックス(MFI)」
を開始すると発表しました。
2018年3月27日:モバイル ファースト インデックスを開始します
Googleがモバイルフレンドリーテストを提供している事でもわかるように、そのサイトがスマホに対応しているかどうかを自動で判別しています。
そして、数多あるホームページを解析しスマホ(モバイル)に対応しているサイトを中心に順位決定するという方針の大転換です。つまりパソコンにしか対応していないサイトは、論外という厳しい決断をしたわけですね。
レスポンシブデザインは強力なSEO対策
これまでGoogleは段階的に、サイトがスマホに最適化されているかどうかを自動的に解析する環境を整えると平行して、世界中のホームページに対してスマホ等のモバイル端末で見やすくするためのガイドラインも発信し続けてきました。
アトリエクレフは随時Googleの方針に追従したサイト制作を行っています。
そのおかげもあり、先日弊社宛にGoogleから下記のようなメールが来ました。
これは、弊社サイトにモバイルファーストインデックスが適用されたという通知メールで、Googleのスマートフォン用ボットが解析のためにあなたのサイトを頻繁に訪れることがあります。という内容です。
GoogleによればMFIの準備が出来ているサイトに順次通知を送っているようです。
弊社サイト、弊社制作サイトはレスポンシブデザインサイトですのでパソコンで見てもスマホで見ても内容は同じです。従ってGoogleがモバイルファーストインデックスになっても、大きな変更は必要ありません。
つまり、レスポンシブデザインはこのモバイルファーストインデックスに対応しているという強力なSEO対策となります。
レスポンシブデザインについては、こちらで詳しく説明しています
スマホ対応していないサイト
スマホに対応していないサイトは、急いでスマホに対応する必要があります。
スマホ対応していないサイトとは、スマホの小さい画面にパソコンで見たときの状態のまま表示され、文字も小さく読みづらいサイトです。
このような場合、検索結果では不利で順位が下がる可能性大です。
よくわからない場合は、Googleのモバイルフレンドリーテストで、モバイルフレンドリーかどうかテスト出来ますので、モバイルフレンドリーでない場合は対策を取ったほうがいいですね。
商用サイトはGoogleの方針に沿ったサイトづくりが重要
今回の大転換とも言える「MFI」の開始に至るまでにGoogleがアナウンスしてきた様々な事を反映させたホームページが、SEOにも強いホームページだと言うことになります。
アトリエクレフでは常にGoogleの動向に注目し、その方針に沿ったレスポンシブデザインでのサイト制作を行っています。このレスポンシブデザインでのサイト構築もGoogleの方針で、さらに常時SSLやモバイルフレンドリーなど、クリアしなければいけない点をクリアしています。
なぜこのような事が必要なのかというと、
「検索結果で上位表示され、多くの人にサイトを訪れてもらう。」
というホームページの最大の目的を達成するためです。Googleの求める仕様を無視したサイトを作っても意味がないとアトリエクレフは考えているからです。
※ 実績記事での会社名・店舗名等の記載について
ご依頼者様の会社名や店舗名等は、検索サイトでの検索結果に影響するため記載しておりません。ご了承下さい。